こんにちは。

大穴競艇マニア予想管理人です。

競艇の初心者向けに、私の個人的な想いを踏まえて分かりやすく説明してみたいと思います。

ぶっちゃけ、私も最初は競艇のルールを理解できずに、ただ単に数字を適当に選んで買っていました。

ギャンブルなんで、勝てば官軍負ければ賊軍ではないけれど、とにかく勝つ為に、勝つことに意味があると当初は思っていました。

まあ、それは当たり前の感覚ですよね。命より大切なお金を賭けているんですから、勝たないと無意味です。

しかし、別の見方を出来るようになった今の私は、徐々に競艇をスポーツとして考えるようになります。

一応、平和ボケ摩訶不思議な賭博大国日本は、公営ギャンブルと認めながらも、モータースポーツとして競艇は存在しています。

競技かつギャンブルと国は認めているんですね。なのにパチンコは遊戯です、イミフな日本ですからね。

そんなことはどうでもいいのです。

とにかく競艇は博打であり、スポーツです。

これを好きになる人は、本当に好きになります。

しかし、競艇初心者の方はなぜか、臭そうなおっちゃんが好んでやっているイメージがあると思うのです。

これは私の個人的な考えですが、やはり戦後から高度経済成長時などに、我々九州の肉体労働者が賭博で遊ぶために行われていたイメージがあるからです。

炭鉱の労働者がギャンブルが好きで、製鉄所の労働者がギャンブルが好き。ヤクザ屋さんもギャンブルが好き。まさに福岡はギャンブルの聖地です。

日本で公営競技(公営ギャンブル)の施設が全てあるのは福岡・北九州ですから、まさに立証しています。(小倉競馬場・若松競艇場・小倉競輪場・オートレース場は飯塚ですけど。)

ですから私の父も、自然と好きになっていったのでしょう。

名称変更!競艇からボートレースへ

そもそも、競艇は2010年から「kyotei→ボートレース」と名称を変えています。

2014年には、様々なSGレース(最上級のレース)の名称も全て変更しています。

簡単に表にしてみました。

設立年 昔の呼び方 今の呼び方
1966年 総理大臣杯(正式名称は鳳凰賞) ボートレースクラシック
1955年 笹川賞 ボートレースオールスター
1991年  グランドチャンピオン決定戦競争  グランドチャンピオン
1996年  海の日記念オーシャンカップ競争  オーシャンカップ
1955年 モーターボート記念競走  ボートレースメモリアル
1953年  全日本選手権競争  ボートレースダービー
1998年  チャレンジカップ競走  チャレンジカップ
1986年  賞金王決定戦競争(シリーズ戦)  グランプリ(シリーズ)

そもそもなぜ、名称を変えたのでしょうか?

それは、新しいファンを取り入れるためのプロモーション戦略だそうです。

名称をカタカナや英語に変更することによって、若い世代、特に女性などの新しい客層にもっと競艇に興味を持ってもらうため。

確かに福岡競艇や芦屋競艇では、若い方が少しづつ増えてきたように感じました。

今までは「競艇」と聞いたら、さっきの臭そうなオッサンのたまり場のイメージですからね。

実際に唐津競艇は相変わらず、早朝からオッチャンばっかりいますが…。

まあそんな事から競艇は、新しくボートレースとして生まれ変わったのですね。

ボートレース会場の入場料は?

入場料は、基本的に100円です。

全国24会場ありますが、私は九州5つ全てと下関、徳山、宮島競艇は行きました。全て100円で入れます。

また各会場で違うのでしょうが、様々なイベントなどもあり、よく行く福岡競艇では人気お笑い芸人や人気スポーツ選手などが生で見れます。

消えたと思っていたラッスンゴレライが頑張っていました。なんか見ていて恥ずかしくなりました。

恐らく全国全てで100円なのでしょうけど、有料シートや特別指定席などの料金は会場で変わってくるのでしょう。

日本全国に、競艇場は24場あります。ざっと表にします。

桐生  群馬県みどり市笠懸町阿左美2887  0277-76-2411
戸田  埼玉県戸田市戸田公園8−22  048-441-7711
江戸川  東京都江戸川区東小松川3丁目1-1  03-3656-0641
平和島  東京都大田区平和島1−1−1  03-3768-9200
多摩川  東京都府中市是政4−11  042-369-1811
浜名湖  静岡県湖西市新居町中之郷3727−7  053-594-7111
蒲郡  愛知県蒲郡市竹谷町太田新田1−1  0533-67-6606
常滑  愛知県常滑市新開町4−111  0569-35-5211
三国  福井県坂井市三国町池上80−1  0776-77-3131
 三重県津市藤方637  059-224-5105
びわこ  滋賀県大津市茶が崎1−1  077-522-1122
住之江  大阪府大阪市住之江区泉1丁目1−71  06-6685-5112
尼崎 兵庫県尼崎市水明町199−1  06-6419-3181
鳴門  徳島県鳴門市撫養町大桑島字濘岩浜48  088-685-8111
丸亀  香川県丸亀市富士見町4丁目1−1  0877-23-5141
児島  岡山県倉敷市児島元浜町6−3  086-472-5050
宮島  広島県廿日市市宮島口1−15−60  0829-56-1122
徳山  山口県周南市大字栗屋字二葉屋開作1033  0834-25-0540
下関  山口県下関市長府松小田東町1−1  083-246-1161
若松  福岡県北九州市若松区赤岩町13−1  093-791-3400
芦屋  福岡県遠賀郡芦屋町芦屋3540  093-223-0581
福岡  福岡県福岡市中央区那の津1丁目7−5  092-771-6061
唐津  佐賀県唐津市原1116  0955-77-1311
大村  長崎県大村市玖島1丁目15−1  0957-54-4111

競艇のスタートについて

競艇の初心者の方は、スタートに関する疑問がおそらく一番多いのではないでしょうか?

実際に私も理解するまでに時間がかかりましたし、意味不明のまま納得できない状態でレースを観ても、全く面白くなかったことを覚えています。

せっかく舟券を買った選手がスタート遅れたことによって、一瞬でパーになったり。

進入と待機行動などで訳も分からないまま観ていたり。

競馬の場合は馬の体調や調子、まさに運が大きな割合を占めますが、やはり競艇はスタートや進入などのルールを理解しておかないと、観ていて面白くないものです。

むしろスタートが全てと言っても過言ではありません。ですから我々競艇ファンは、スタートが上手い選手の舟券を買うのです。

私個人感覚で簡単に説明する前に、競艇オフィシャルHPのスタートについて引用してみます。

ボートレースのスタートは、陸上競技のように「よーいドン」というスタートとは違い、決められた時間内にスタートラインを通過する「フライングスタート方式」が採用されている。

レースに出場する6艇が、ファンファーレとともに待機している「ピット」から一斉に飛び出していく。これがピットアウトである。
その後、自分が得意なスタートコース、あるいは勝てそうなスタートコースを狙って駆け引きが行われる待機行動に移る。

モーターは止めることが禁止されているため、有利といわれているインコースに無理に入ろうとすると艇が進み続けて助走距離が短くなるため、逆に不利になってしまうことがある。
スタートコースが確定すると、全艇はスタートラインへ助走を始め、規定のスタート時間内にスタートラインを通過することでレースが始まる。

ボートレースでは、大時計の針が12時から1時の間でスタートしなくてはならず、0.01秒でも早いとフライング(F)、1秒以上遅れると出遅れ(L)となり欠場とされる。
※欠場艇に関する舟券はすべて払戻し(返還)される
原則として、先に「150メートル見透し線」に達した艇からインコースの優先権を得る。先に150メートル見透し線に達した艇よりも内側に進入しようとした場合は「割り込み」とされ、待機行動違反となる。

このような感じですね。わかりますでしょうか?

ちなみに、150メートル見透し線というのはこれです。

まあこの辺りのルールが難しいのですが、まだまだ改善の余地があるルールでもあります。

この後走り出して、制限時間以内にスタートラインを切ったら、そこで初めてスタートになります。

スタートラインまでに行くタイミングは、完全に選手のカンになるわけです。

これに個人差が出て、実力の差になるんです!

つまり、A1級の選手はスタートが平均してタイミングが合っている。もちろん運転技術や整備能力なども嚙み合わさって、実力になります。

最下級であるB2級の選手というのは、新人や下手な選手が殆どなのです。(休業などでB2ランクに一時的に落ちている元A1級選手もいる)

これを考慮して、スタートを予想して舟券を買う訳です。

例えばやる気がある選手は無理をしてでもスタートを決めてくる(だろう)と読む。

もう予選落ちして今節を諦めている(ように感じる)選手の場合は、スタートは普通に行くので、1着は無い…などと読む。

これに答えはありません。信じるは自分だけなのです。

この読みが当たった時はうれしいですし、逆にどうでもいい選手が奇跡的にドンピシャのスタートを決めて、まさかの1着・・・チーン(゚Д゚;)大穴決着なんてこともあります。

とにかく、競艇はスタートが勝負の競技でもあり、それを予想することが大切なんです。

次は、初心者向け・競艇の優勝の決め方について書きます。

どうやって優勝を決めるのか?

そもそも競艇って、臭いオヤジたちがお金を賭けるだけの遊びかよ?!って思う方も多いと思いますが、それだけじゃないんです!

一応、ギャンブルとスポーツの両面がありますが、いわゆる得点スポーツなんです。

得点って言っても、フィギュアスケートや体操のような、技を決めて何点とかではありません。

6艇でよーいスタート!で走り

1着=10点

2着=8点

3着=6点

4着=4点

5着=2点

6着=1点

が加算されます。

これを出走回数で割った平均点の上位18名が、準優勝戦へと駒を進めるのです。

例えば、1大会中に、5レース走ります。

1・6・2・2・1

の順位で終わったとしたら

10+1+8+8+10=37点

37÷5=7.4点/平均

つまりこの選手は7.4点獲得となります。

オール1着で10点、2着で8点なわけですから、平均7.4はかなり好成績になるわけです。

しかし先ほどの競艇のスタートで説明した、スタートのミス(フライングや出遅れ)をすると、一発で失格!

当然ながら準優勝には絶対に行けないペナルティ(除賞)となるのです。

そして進入からの待機行動で、割り込みなどの違反をしてしまうと、減点になるわけです。

優勝を目指す選手にとっては、非常にイタイことになります。

選手も賞金と命を懸けて走るわけですから、下手な走りは出来ません。

そして何よりも、我々競艇ファンの1票1票の舟券の責任が一番重要なわけですから、みんな一生懸命走るわけです。

それを観る競艇ファンが熱狂するわけです。

競馬とは違った楽しみが競艇にはあるんです。

また、選手の支部(地元)、先輩や後輩などの人間性なども加味してレース展開を予想するのも、競艇の一つの醍醐味かもしれません。

競艇用語など

逃げ

・1コースから、1度も先頭を譲ることなくゴールすること。つまり1コース以外は、逃げという決まり手が起こることは無い。

抜き

・第1ターンマークでも勝敗が決まらず、レースの途中で先頭に出る事。以前は「2周1マーク差し」・「1周2マーク捲り」など決まり手が細かく発表されていたが、今は総称して「抜き」。

差し

・ターンマークで回る際に、逃げる艇の内側からズバッと抜き去ること。2コースなら1コースの艇が対象。3コース差しなら、1・2コースの艇の内側。6コースの差しは、12345よりも内側から。

まくり

・ターンマークで回る際に、艇の外側から抜き去ること。

まくり差し

・差しでもなく、まくりでもない。艇と艇の間から抜き去ること。つまり、2コースからのまくり差しという決まり手が起こることは無い。2コースは逃げる艇を、差すか、まくるか、抜くかしかない。例えば3コースの捲り差しは、1コースが逃げて、2コースが外側をまくりに行って、その間を差すこと。3コースが1・2の外側から行ったら、まくり。

恵まれ

・フライングや転覆、落水などの失格者が出てからの、ラッキー1着。

キャビる

・ターンマークを回る時など、引き波が出来た時の水の泡にハマってしまって、失速すること。自分が買ってた舟券の選手がキャビったらマジ殴りたくなります。

ダンプ

・ターンマークで旋回する時、タックルをするかのように突っ込んで相手を弾き飛ばすこと。

前づけ

・スタート前の待機行動で、456号艇など外側の艇が1コースに無理やり入ること。艇自体はアクセル握らなくてもアイドリングで前進するので、早い前づけをしすぎたら助走が取れなくなり、結局まくられる時が多い気がします。

カド

・スタートの際、ダッシュ(456号艇などの助走を取るスタート)の、艇の一番内側。基本的には4号艇がカドになる。ごくまれに3カドもある。激レアで2カドつまり、カドでスタートが上手く行ったら一気にまくって456ボックスで万舟券など出る可能性が・・・

マンシュウ(万舟)

・100円につき配当金が1万円以上。100倍以上。万馬券の舟版。競輪、オートレースなら万車券。10万円(1000倍)以上ならダイマンシュウ。

トリガミ

・競馬用語。競艇でも使います。当たり負けの意味。最悪。

チルト

・艇にモーターを取り付ける角度をチルトと言います。

チルト0度だと、水平なイメージでしょうか。

モーターに直接プロペラが付いているので、チルトの角度を上にしたら、プロペラは上から下に水をかくようなイメージ…。

つまり、水面に対してナナメ下方向に水が押されるイメージです。

逆にチルト角度をマイナスにすれば、プロペラは下から上に水をかくイメージです。

例えばチルト3度だったら、かなりプロペラが回転して水をかく量が多いので重たい。しかしスピードに乗ったらぐんぐん伸びる感じですね。ですからチルト度数が高ければ、大外専門になるわけです。

現役で大外、アウト専門の選手は、小川晃司・阿波勝哉・澤大介の3名しか生き残っていません。

今の選手はだいたい-0.5度が多いです。

※日々増やしていきますのでお待ちください。

さて、これであなたも競艇初心者から、一つステップアップです!

早速予想してみましょう!

ボートレースオフィシャルホームページへ行く!